内容説明
本書では、日本語の誤用について、楽しみながらクイズを解くうちに、おのずと理解できるようなしくみになっている。それぞれの項目をできるだけ系統だてて学習できるように配列し、併せて国語の知識や、ことばの背後に隠れている日本文化についても認識を深められるように、「ちょっと学習」コーナーやコラムを多数掲載している。
目次
第1章 意外と間違って使っている日本語(格言・成句;語彙;文法 ほか)
第2章 間違いやすい日本語のこんな表現(敬意を表す動詞;敬意付加表現;敬意の度合い)
第3章 正しい日本語の文書の決まりごと(文書の形式;慣用表現;上書き ほか)
著者等紹介
武久堅[タケヒサツヨシ]
関西学院大学教授。1936年兵庫県生まれ。関西学院大学大学院博士課程修了。文学博士。広島女学院大学教授を経て、1986年から関西学院大学文学部日本文学日本語学専修、ならびに同大学院教授に就任。ほかに京都女子大学大学院、大手前大学等に非常勤講師として出講中。専攻分野は中世日本文学で、特に平家物語を中心とする軍記物語の研究に携わっている。所属学会は中世文学会(委員)、全国大学国語国文学会、軍記・語り物研究会、説話文学会、説話・伝承学会、関西軍記物語研究会(世話係)、日本文芸学会(常任理事)等。社会活動として、池田市生涯学習大学、伊丹市立生涯学習センター、大阪朝日カルチャーセンター、神戸新聞文化センターなどの講師を兼任、成人対象の読書指導として六甲読書会を主宰している
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