良寛さま

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408104836
  • NDC分類 188.82
  • Cコード C0095

目次

おはなし(良寛さま;良寛さまと乞食;竹の子伸びろ;良寛さまと犬 ほか)
童謡(しあん顔;良寛さまのいけどり;鉢の子忘れた;竹の子のびろ ほか)
良寛さまの歌

著者等紹介

相馬御風[ソウマギョフウ]
明治16年新潟県糸魚川町に生まれる。30年内藤鳴雪氏に俳句の添削を乞い、「窓竹」と号した。33年佐々木信綱氏の「竹柏会」に入会、このころから「御風」と号した。39年早稲田大学英文科卒業。片上天弦、岩野泡鳴、白松南山らと共に早稲田文学社に入る。40年早稲田大学校歌「都の西北」を作詞。大正5年郷里糸魚川へ帰り、良寛研究に着手。7年良寛研究の代表作『大愚良寛』を出版。続いて『良寛和尚詩歌集』『樹かげ』を出版。14年『良寛和尚歌集』『一茶と良寛と芭蕉』『野を歩む者』出版。昭和5年『貞心と千代と蓮月』『良寛さま』出版。11年『相馬御風随筆全集』全8巻刊行。25年5月8日永眠
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感想・レビュー

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びす男

65
自然なままに生きる姿を見、「こうありたいな」と素朴に感じる。強いてあがめるのも、ことさらに称えるのも、この人にはかえって似合わない■巻末で紹介される、良寛さんの歌がよかった。「事足らぬ 身とは思わじ 柴の戸に 月もありけり 花もありけり」――。ここだけ切り取って、持ち歩きたいくらいだ。2019/01/20

現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」

21
昭和23年に出た児童書の復刻本。この本が良いのは伝記は説明程度に簡単に触れ、良寛さんのエピソード集という点。だから気軽に読める。今ならば「天然」というつまらない一言で処理されるような逸話が連発されるうちに、気付くと良寛を好きになっている。思わず吹き出す話もある。余り使いたくない言葉だが、確かに「癒される」。そして考えさせられる。大概の人はこんな風には生きられない。相馬御風が良寛を題材にした創作童謡と良寛の和歌もある。酒も煙草もやる良寛さんだが、ストイックな清僧よりも清らかなのは何故だろう?。2014/05/28

いまあの

1
良かった。凝り固まらない広く美しい心。神仏のようだ。2015/02/07

半べえ (やればできる子)

0
★★★2014/03/14

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