内容説明
冷戦が終わり、日本は経済大国として世界各地で脅威を巻き起こしている。しかし、日本はほんとうに力を持ったのだろうか。資源・人口の減少、政治力、いずれの面でも危険信号がともっている。真珠湾攻撃から50年のいま、もう一度、日本の立場を考えてみる。
目次
第1章 パールハーバー奇襲(日本不信の原点;アメリカの外圧、日米交渉;日本海軍機動部隊、奇襲の効果;加害者意識と被害者意識)
第2章 戦後、ジャパン・マネーの攻勢(日本のツナミ投資;ビジネスの日本式儲け方;広がる日本支配への警戒)
第3章 日本経済の強さの秘密(日本の技術;日本の資金力;日本企業の組織力)
第4章 日本の寿命(日本の人口の将来;資源超小国、日本;日本のリーダーシップ)