目次
けだものの幽霊のこと
宙を走るもののこと
さすがに怖かったこと
鏡でつくった結界のこと
コーナーの声のこと
RZ50のこと
デッサンの狂った手のこと
変貌する写真のこと
不味かったジュースのこと
深夜の空き缶のこと
合わせ鏡の部屋のこと
足にくること
のびあがりのこと
おばけでんしゃのこと
話そうとしない男のこと
ついてきた影のこと〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mittsko
3
名著だと思う 読んでいるボクの周りの時空間が、ぐうにゃりとゆがむような読後感を、たしかにボクは得た ※ 数多ある怪談本のなかで一番好きだ 今日の実話怪談ブームの嚆矢のひとつ、という文化史的な意義は重要だとして 実際読んでみると、文章の達者さに驚かされる 「怪談エッセイ」と呼ぶべきものの書き方が、抜群に上手い!(夢枕獏を思わせる文体だ) 知り合いのお兄さんが目の前で、怖くて不思議な話をずーっと聴かせてくれているようなテキスト… 話芸の滋味 筆者はどんな人なんだろうと興味が湧く2025/02/12
msリーダー
2
今それなりに怪談が人気らしいですが、「新耳袋」「超怖い話」という有名なシリーズと並んで、最近の実話怪談本のはしりと言われているらしいです。今もよく聞くパターンの話もあれば、ヒーローショーでの心霊体験のようにちょっと他ではない話もあります。今は文庫も絶版みたいなのでぜひ復刊してほしいと思います。2022/05/29
ぼの
2
結構怖い話が多かった。2010/04/17
べらし
1
怪談と近代的著作権の発想ほど食い合わせの悪いものはない2023/01/04
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