出版社内容情報
一品にこだわる、作り手の思い。ブレッドジャーナリスト・清水美穂子が、パンにひもづく物語から、その味の魅力を掘り下げる。
内容説明
パンは小さいけれど確かな幸せ。つくり手にとっては、生き方そのもの。ブレッドジャーナリスト・清水美穂子が綴る、つくり手の想いを伝える20のストーリー!
目次
お洒落のセンス
ハレの日のスタイル
健やかなる食べもの
日本の風土
翻訳とアレンジ
心躍るライブ感
著者等紹介
清水美穂子[シミズミホコ]
文筆家。ブレッドジャーナリスト。東京生まれ。玉川大学文学部卒業。興味があるのは職人の仕事と伝統文化。おいしいパンのある日常の愉しみ、パンとそれをとりまく人々をテーマに、All Aboutを始めさまざまなメディアで執筆多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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活字スキー
19
「ピリオドの向こう」とか「虹のかなた」とか。人はいつでも「ここではないどこか」を求めている。人生とは、あらゆるしがらみを断ち切り、誰も見たことのない世界へ飛翔する果てし無き夢の旅路なのかもしれない。およそ2000年前の中東で、自らを神の子を称したある男は「人はパンのみにて生くるにあらず」と言ったそうだが、ならばこそ私はパンを求めよう。この世界の片隅でパン作りに生きる者が作り出したそれを、ただ味わうがために。行こう、おいしいパンの向こう側の世界へ──。 2019/11/11
ケロコ
19
【図書館】allaboutで、パンガイドをされているという清水さんの本。本当に美味しいパンって、いったいどんなお味なんだろう?ケロコはパンが好きで、美味しいパン屋さんを求めてあちこち買い漁っているけれど、手軽に買える現実的な値段であるということも重要なのだ。美味しいけど高すぎる!じゃ困るんだよなぁ。兎に角西川さんの経営する3つのパン屋さんには行かなくちゃ!2019/08/22