出版社内容情報
2012年に登場した習近平総書記・国家主席のもと中国はどう歩んできたか。脅威論を煽るばかりの言説とは異なり、事実に基づき、国民生活、経済、外交・軍事、内政・統治を解説。14億人を擁する大国の歩みと現状を編年体で考える。私たちの生活と未来を考えるうえで正確に知っておきたい隣国の実情を凝縮した一冊。
内容説明
中国はどこへ向かうのか。国民生活、経済、外交、統治…。冷静な観察の記録。
目次
序章 どう動く中国の内政・外交
第1章 国民の暮らしはどうなってきたか(「農村留守児童」と戸籍制度問題 2013年8月;格差問題と社会保障制度の課題 2014年6月 ほか)
第2章 成長期から経済減速の中で(「新常態」、安定成長へのシフト 2015年6月;大気改善へ新目標 2015年10月 ほか)
第3章 緊張感を増す外交、安保問題(米中戦略・経済対話 2013年10月;ASEANとの首脳会議 2013年12月 ほか)
第4章 習総書記への権力集中と問われるもの(党と国家の存亡に関わる汚職・腐敗 2014年4月;「法治改革」という新方針 2015年2月 ほか)
著者等紹介
平井潤一[ヒライジュンイチ]
日本中国友好協会本部参与、日中友好新聞編集部員。1928年(昭和3年)朝鮮生まれ。その後、当時の満州に移り1943年まで暮らす。中国の「文化大革命」(1966年)当時、勤務していた東京の中国系通信社を解雇され、翌年から「赤旗」外信部、1981年から日本共産党国際部(現在の国際委員会)に勤務。1998年に日本共産党と中国共産党の関係が正常化した際の両党会談にも参加した。2000年末日本共産党中央委員会を退職。2001年から日本中国友好協会本部で勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- NMRハンドブック