出版社内容情報
第42回土門拳賞受賞作『満洲国の近代建築遺産』を全面改訂、未発表の写真も加えて、より手に取りやすい形で刊行。著者は当時の資料も調べ、3年に及ぶ取材で今も中国東北部に残されている400以上の「満洲国」に日本が造った建築物を探し撮影。当時の日本人が何を考えていたのかが浮かび上がってくる貴重な写真集です。
内容説明
満洲とは日本人にとってなんだったのか?第42回土門拳賞受賞作『満洲国の近代建築遺産』に未発表の写真を加えて刊行。当時の日本人の考えが浮かび上がってくる写真集。
目次
日本と満洲をめぐる歴史概観
新京/長春
大連
旅順
奉天/瀋陽
ハルビン/哈爾賓
その他の地方都市
中国東北部に満洲国の残影を探して(あとがきに代えて)
著者等紹介
船尾修[フナオオサム]
写真家。1960年神戸市生まれ。筑波大学生物学類卒。出版社勤務の後、フリーに。アフリカを放浪旅行後に写真表現の道へ。著書に『満洲国の近代建築遺産』(集広舎、第42回土門拳賞受賞)、『大インダス世界への旅』(彩流社、第13回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞)、『フィリピン残留日本人』(冬青社、第25回林忠彦賞、第16回さがみはら写真賞、第1回江成常夫賞受賞)、『カミサマホトケサマ』(冬青社、第9回さがみはら写真新人奨励賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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