出版社内容情報
五輪の公式ポスター制作や映画の題字なども手がけ、数々の揮毫奉納もしているダウン症の書家・金澤翔子さん。「誰もが幸せであってほしい」と願い、書家としても人としても挑戦を続ける彼女の優しく力強い書と母・泰子さんの文は、多くの人々の心に光を灯してきました。10年を迎えた雑誌連載から厳選した101作品を収録。
内容説明
命の尊さを共に感じ、共に歩んできた親子の軌跡。力強い書と愛情あふれるエピソードを101篇収録。
目次
1~20(無心有情;不思議 ほか)
21~40(悠;雨 ほか)
41~60(胡蝶の夢;甦 ほか)
61~80(美;驚 ほか)
81~101(遊;呑舟之魚 ほか)
著者等紹介
金澤翔子[カナザワショウコ]
書家。1985年東京都生まれ。5歳より母・泰子に師事し、書道を始める。2005年、銀座書廊で初の個展「翔子 書の世界」を開催。2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』で題字を担当。2015年、ニューヨーク・国連本部での「世界ダウン症の日記念会議」において日本代表としてスピーチ。2017年、上野の森美術館で過去最大の個展「金澤翔子書展」を開催。2019年、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の公式アートポスター制作。2022年、東京・大田区に「画廊翔子」をオープン。2023年、ドキュメンタリー映画『共に生きる書家 金澤翔子』公開。2024年末、画廊を2階に移転し、1階に「翔子の喫茶店」をオープンした
金澤泰子[カナザワヤスコ]
金澤翔子の母。1943年生まれ。明治大学卒業。書家の柳田泰雲・泰山に師事。1990年、東京・大田区に「久が原書道教室」を開設。東京芸術大学評議員。日本福祉大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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