出版社内容情報
無辜の命が日々奪われるガザやウクライナの事態はなぜ起きたのか。欧州安保協力機構はどうして機能しなかったか。詳細な歴史を追って分析し、「抑止力」論による「安全保障のジレンマ」を検討。米中の「大国間競争」を含め、日本が直面するアジアの課題を考える。外交・軍事関係の膨大な公文書を読み込み今後を探った労作!
内容説明
「抑止力」で平和は保てるか?対立を戦争にしないために。
目次
第1章 ガザ戦争と国際秩序―国際法と自決権(戦争の現実;自決権の衝突;パレスチナ分割国連総会決議(A/RES/181(2))
パレスチナの現実
和平交渉のとき)
第2章 ロシアのウクライナ侵略と欧州安全保障体制(「パリ憲章」から「欧州安全保障憲章」へ;対テロ戦争での米ロ協調;ロシアのクリミア併合とその後;ロシアのウクライナ侵略)
第3章 「大国間競争」と世界の平和秩序(米国の国家安全保障戦略―関与と介入の論理;抑止戦略と軍事介入の歴史;グローバル秩序の確立と世界分割;大国間競争とユーラシアの覇権)
第4章 「統合抑止」と軍事同盟(国家防衛戦略の核心―統合抑止;統合抑止と日米の軍事的融合;「総合抑止」論批判;抑止論の解けない矛盾;現実の抑止戦略)
第5章 安全保障の仕組みと平和の可能性(二つの戦争の行方と平和の条件;NATOと安全保障;安全保障の仕組みは変わるか;東アジアの平和構想)
著者等紹介
森原公敏[モリハラキミトシ]
1949年、広島県出身。国際問題研究者。1973年山口大学卒業。「赤旗」記者としてワシントン特派員、ロンドン特派員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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