出版社内容情報
ここは札幌市円山動物園。人気者はミャンマーからきた4頭のアジアぞうと夏にうまれた赤ちゃんぞうだ。1日のうんちの量は4頭でなんと400キロ。動物園ではこのうんちをたいひにかえている。園内には緑が青あおとしげり、野菜が育つ。野菜は動物たちのえさになる。これが動物園のSDGs。
内容説明
ぞうのうんちは1日400キロ!うんちはこのあとどうなるの?えほんでつたえるどうぶつえんのSDGs。
著者等紹介
重松彌佐[シゲマツミサ]
北海道生まれ。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
札幌丸山動物園での取り組みは、「ぞうのうんち」を通じて、人間・動物・植物・環境・自然と巡回している(まわるとはそういうこと)。SDGsの取り組みともいえる。実際に動物園に行くと取り組みを知ることが出来るのですが、絵本を通じて行ったことのない人にも知ってもらえる。大切なことは知り、考え、取り組むとまわって欲しいです。科学絵本 2025年度 第51回 北海道指定図書 (低学年) 2024/08/08
遠い日
4
非常にわかりやすい科学絵本であり、SDGsの手引き書でもある。北海道の札幌市円山動物園での実践を紹介。ゾウは一日に100kgのウンチをするという。4頭なら400kg。そのウンチを堆肥に変える取り組みをしているのです。YM菌というものをウンチに混ぜ、発酵させる。ひまわりくんという機械でウンチのリサイクルをし、できた堆肥を園内の植物の栄養にしたり、近隣の農家や小学校に配布して、ゾウたちのエサになるかぼちゃを作ってもらったりする。これがタイトルの「まわる」の意味です。2024/08/01
Jam
3
食べれば出る、生き物のしくみ。出たモノを堆肥として利用するためにどのように処理しているのか。札幌市円山動物園の取り組み。先日、実際に、それらしきものをちらっと見てきたので、こんなことをやっていたのか…と、動物園て動物を観察することはもちろん、様々な活動もしているんだなぁ…奥深いZOO…2025/06/10
いまちゃん
2
札幌の円山動物園の取り組み。ゾウなどから出るウンチを堆肥にし、その堆肥を使って近隣の農家さんたちに野菜や動物たちのご飯を作ってもらってるそうです。絵本だからわかりやすく書いてあるようにみえるけど、ルビや解説が微妙に不親切な気がしました。2024/07/31
yuzu
1
6.72025/07/19