出版社内容情報
兵十が川で魚をとっています。兵十がいなくなると、いたずらぎつねのごんは、びくの魚を川へなげこみました。まもなく、兵十のおっかぁがなくなります。自分がいたずらをしたせいで、兵十はおっかぁにうなぎを食べさせることができなかった――そう考えたごんは、つぐないをしようと思います…。不朽の名作が新たな絵本に！
内容説明
雨があがると、ごんは、ほっとしてあなからはいでました。空はからっと晴れていて、モズの声がきんきん、ひびいていました。―不朽の名作が新たな絵本に！
著者等紹介
新美南吉［ニイミナンキチ］
１９１３～１９４３年。愛知県生まれ。雑誌「赤い鳥」に童謡・童話を多数発表した
カワダクニコ［カワダクニコ］
日本大学芸術学部卒業。デザインの仕事をしながらイラストレーターに。２０１１年おひさま大賞優秀賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
先日『ごんぎつね』を講演の中で取り上げたので、こちらも読みました。ヒガンバナの赤が印象的な絵本です。ラストのシーンを取り上げたので、「青い煙」に着目していたのですが、こちらの絵本には描かれていなかったので紹介はしていません。2024/09/01
