出版社内容情報
近年、日本で暮らす外国人の数が増え、外国にルーツをもつ子どもたちとのかかわりも身近になっています。日本社会はルーツが異なる人びとをどのように迎え、わたしたちはどう接しているでしょうか? 日本で固有の歴史や文化をもつアイヌ民族や沖縄にもふれ、多文化の理解、共生について考えます。人権作文コンテストの資料にも最適。
目次
外国にルーツがある人への差別(日本にいる、外国にルーツをもつ人ってどんな人?;いつのまにかもっている外国人のイメージ;外国人への差別はどんなもの?;難民ってどんな人?;在日コリアンってどんな人?;ヘイトスピーチってどんなもの?;共生ってどんなこと?)
民族や地域、出身地への差別(アイヌ民族はどんな差別を受けてきたの?;琉球・沖縄はどんな差別を受けたの?;沖縄が負担し続ける基地問題;先住民族について考える;被災地や被災者への差別;個人が尊重されるってどういうこと?)
著者等紹介
好井裕明[ヨシイヒロアキ]
1956年大阪府生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。2022年3月まで日本大学文理学部社会学科教授。2023年4月より、摂南大学現代社会学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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