内容説明
緊急対談、どうする新型コロナ対策。「検査は必要?不要?」「“37.5℃、4日以上”はなぜ生まれた?」「医療崩壊が起きたってホント?」「政府の対応はこれでよかったの?」「こころのケアは?」「オリンピックはできる?」
目次
1部 新型コロナ危機、医療現場の最前線で(香山リカ×徳田安春)(緊急事態における医療体制―初動対応が成否をわける;医療従事者、患者さんとつくりあげる医療;政府の新型コロナ対策 どこに問題があったのか?)
2部 私にとっての医療、提言、そして生き方―対談を終えて(沖縄での医療活動と新型コロナ対策への提言(徳田安春)
社会のなかで助け合い自分らしい人生を(香山リカ))
著者等紹介
香山リカ[カヤマリカ]
1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。立教大学現代心理学部教授
徳田安春[トクダヤスハル]
1964年沖縄県生まれ。1988年琉球大学医学部卒業。総合診療医。沖縄県立中部病院、聖路加国際病院、水戸協同病院、地域医療機能推進機構(JCHO)本部顧問などを歴任。現在は、群星(むりぶし)沖縄臨床研修センター長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆかたん
6
思ってた内容ではなかった。2021/05/15
きみたけ
5
医療現場を知る二人の医師による対談。対談後に新型コロナ対策への提言があり素晴らしい。感染者数が増えたらステイホーム、減ったらGoto。韓国や台湾が感染の封じ込めに成功し各国も良化していく中、出口戦略がはっきりしない日本は世界から取り残される気がしてなりません。このままでは来年の東京オリンピック開催は難しいでしょうね。2020/10/25
いずとも
2
2020年8月初版の本。コロナが日本に入ったばかりのことも、ずいぶんと昔のできごとに感じられる。情報を細かく提供することや、マイナスの情報であっても隠さないこと。初動の大切さ。わかっているのに、まだできていないこの国のかなしさよ。2024/02/08
Juonn Izuhara
0
香山さんさえ狼狽えたときいて、改めてコロナに関する情報の取捨選択の難しさを思う。すなおに間違いを認めるのが本当の科学的態度と納得。2020/12/10