目次
はじめに―駐日大使館の方々からの二つの感想
1 綱領一部改定の全体像―党大会の結語での理論的整理
2 中国に対する綱領上の規定の見直しについて
3 植民地体制の崩壊を「構造変化」の中心にすえ、21世紀の希望ある流れを明記した
4 資本主義と社会主義の比較論から解放され、本来の社会主義の魅力を示すことが可能に
5 社会主義革命の世界的展望にかかわるマルクス、エンゲルスの立場が押し出せるように
資料 日本共産党綱領(2020年1月18日第28回党大会で改定)
著者等紹介
志位和夫[シイカズオ]
1954年千葉県生まれ。1979年東京大学工学部物理工学科卒業。現在、日本共産党幹部会委員長、衆議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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honyomitai46
3
「中国に関する規定の削除は、綱領の全体の組み立ての根本的な見直しにつながり、綱領にきわめて豊かな内容を付け加えることになり、その生命力をいっそう豊かなものとする画期的な改訂につながりました(p20及び前衛特集号p106)」ー3つの点で「新たな視野」が広がったことを丁寧に書かれ、改定が世界の社会変革・平和に大きく貢献するものだと確信になった。 とりわけ「ジェンダー差別」の根っこあるものに、腑に落ちた感覚。知らず知らずに植えられてた種を、学習と思考・交流を潜らせ、何度も芽を摘み取っていく必要があるなと思った。2020/05/14