内容説明
あれ?こんな道あったっけ?こんな道があるなんてどうして今まで気がつかなかったのかな…
著者等紹介
有田奈央[アリタナオ]
1979年福岡県生まれ。絵本作家。デビュー作『おっぱいちゃん』(2013年、ポプラ社)で第24回けんぶち絵本の里アルパカ賞受賞。日本児童出版美術家連盟会員
羽尻利門[ハジリトシカド]
1980年兵庫県生まれ。絵本作家。児童書のさし絵などを多く手がける。徳島県阿南市在住。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
134
これも怖い絵本のシリーズですが、直前に読んだ公園のトイレほど怖くはなかった気がします。よく学校の帰り道などでいままで知らない道を歩いたりするとここにあるような感じで異世界に迷い込んだ気がします。コミックの諸星大二郎さん作品にこのような感じのものがあったような気がします。2021/03/05
☆よいこ
82
怖い絵本。いつもの帰り道、ふと見れば小道がある。好奇心から入ってみると意外な所に繋がっている。ついつい調子に乗って色々覗いてみる女の子。でも、この小道はなんだか怪しい…向こうから迫りくる影。怖いものが追いかけてくる!キャー▽子供たちは怖い話が大好き2020/10/15
aquamarine
79
「おいで…」で強烈な後味を残してくれたゾッとする怪談えほんの第二弾。小学校からの帰り道。ランドセルを背負った私は普段気づかなかった細い横道を見つけます。そこをたどると…あ、ここに出るのか。あれ?ここにも道がある、そうか、ここにつながるんだ。そして………。女の子のラストシーンも強烈ですが、何が起きたかわかったときの衝撃。ラストページを穴のあくほど見て、戻って、確認し、何度も見比べて。じわじわじわと真綿で絞められるようにやってくる怖さを堪能しました。お子様と読むにはちょっと説明がいるかもしれません。2020/06/20
馨
78
怪談絵本。私も、小学校時代は家から学校までがあまりにも遠かったので、知らない道が沢山あって通ってみてはいろんな道につながるのを知っていった記憶があります。怪しい道や不気味な道も、現在は整備されてしまいなかなかないけれど、昔は結構沢山あったので楽しかったように思います。この絵本のオチは怖い。子供に絵をみただけでオチが理解できるかは不明です。2020/04/12
ゆみきーにゃ
74
相変わらず怖い!絵本だから成り立つ怖さ。知らない道って何で通ってみたくなるんだろう。2020/10/27
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