感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
165
きむらゆういち、3作目です。花と獰猛な狼のギャップとグリーンの美しさのコントラスト、恋愛絵本でした♡ https://www.kimura-yuuichi.com/archives/j0687-202005.html2020/05/26
ぶち
106
"おおかみのくせに"と言われても、好きなものは好き。根をはって、精一杯、笑顔で咲いてる花を"こんなに小さいのに頑張ってる"と世話するルウとルーフ。イジメッコたちにからまれても"相手にするな"と言っていたルーフがあの日だけは違った。何かを守るために走ったルーフ。最後のページで、何を守ったのか明らかになると同時に、読んでいた私も"わぁ~"と明るい気持ちになりました。物語に流れる優しい空気、そして優しい姿に描かれたおおかみの絵。素敵です。2020/07/10
ままこ
100
お花好きのウルとルーフの優しい物語。心を動かす素敵なものに対して、〜のくせにと言われても、好きと思える気持ちが大事。誰かにとやかく言われることじゃない。花を愛でるウルの表情もいいな。ルーフがウルにプレゼントしようとしたものは…。透明感と温かみのある葉祥明さんの絵と心に響くきむらゆういちさんの文。辛いこともあったけど、ラストは温かで幸せな気持ちに包まれる。2020/07/11
☆よいこ
76
絵本。きむらゆういちさんの優しい文章に、葉祥明さんの柔らかなイラストがぴったり▽花が好きなおおかみウルは仲間に笑われていた。けれど同じように花が好きなおおかみルーフと出会って、ふたりは幸せだった。ある時、ルーフはイジメッコに追い立てられ崖から落ちてしまう。ウルはルーフを信じて待ち続けた▽ハピエンでよかった。2020年刊2024/11/06
モリー
76
好きなものは好き。私は花が好き。男の私が花を好きと言うのは女々しいでしょうか?「花のすきな狼」は現実の社会の中で差別や迫害にあうマイノリティーを象徴しているのだと私は読み解きました。性別や人種で差別される事なく、誰もが自分らしく生きられる世の中になることを願わずにはいられません。2020/10/03
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