目次
第1章 「アクアマリンふくしま」に入るまで
第2章 「空ぶり」でも得られるたくさんのめぐみ―いよいよはじまったインドネシアでの調査
第3章 ついに発見!シーラカンスの目が光った!―インドネシアでの第2回目調査
第4章 さらに広がりを見せるシーラカンス調査―インドネシア最東部・ビアック島での発見では幼魚も
第5章 タンザニア調査でもシーラカンス発見!
第6章 標本での奮戦記
最終章 シーラカンスとともに夢を追って
著者等紹介
岩田雅光[イワタマサミツ]
公益財団法人ふくしま海洋科学館・シーラカンス保全プロジェクト統括学芸員。1966年、兵庫県生まれ。北海道大学水産学部水産増殖学科卒業。よみうりランド海水水族館を経てアクアマリンふくしまに勤務。2000年のアクアマリンふくしまの開館時よりグリーンアイ・プロジェクトのメンバーとしてシーラカンスの調査研究に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
67
冒頭で著者は、海外に比べてシーラカンスが日本で有名な理由を聞かれると、「なぜだかよくわからない」と答えていると書いている。これは昔、理科関係の児童書にシーラカンスがよく取り上げられたことと、最大の決定打は、国語の教科書に1938年の発見の話が掲載されていたことだと思う。ふだん本を読まない小学生にも、授業で全国的に広まったわけである。その学名の由来になったラティーマーさん(当時96)に2003年にお目にかかったという著者の、生きたシーラカンスを観察するまでの奮闘はすごい。水族館の研究者の地道な苦労に感謝。2021/01/16
yamataka320i
7
★★★☆☆ 2019/11/28
まる
6
この本は面白い! 生き物好きの人はぜひ読んでほしい。2022/01/05
リアム
3
まずはアフリカとインドネシアのシーラカンスを見てみたい。2019/10/16
あちもここ
1
シーラカンスについて、実際のフィールドワークや、展示などについて、書かれた本。 書かれているように、私もシーラカンスのことは、名前とおぼろげな見た目ぐらいしか知らなかったので大変面白かったです。 シーラカンスの調査に協力された方々のその後についてまで書かれていたのは、作者の方のお人柄が出ているようで、ほっこりとしました。2020/02/22