内容説明
通史から国の未来を探る。初版以来10年間の激動を加筆!
目次
第1部 近代国家の成立(近代までの流れ;開国―社会変動の序幕;明治維新―改革と近代化 ほか)
第2部 2つの世界大戦と日本(第1次世界大戦とロシア革命の影響;ワシントン体制と大正デモクラシー;世界恐慌と軍縮破綻への道 ほか)
第3部 第2次世界大戦後の日本と世界(戦後改革から占領政策の転換へ;サンフランシスコ講和会議と日本の戦後処理;日米安保体制と高度成長 ほか)
著者等紹介
宮地正人[ミヤチマサト]
1944年、福岡県生まれ。東京大学史料編纂所教授、同所長などを経て2001~05年、国立歴史民俗博物館長
大日方純夫[オビナタスミオ]
1950年、長野県生まれ。早稲田大学教授
山田朗[ヤマダアキラ]
1956年、大阪府生まれ。明治大学教授
山田敬男[ヤマダタカオ]
1945年、神奈川県生まれ。労働者教育協会会長。歴史科学協議会会員
吉田裕[ヨシダユタカ]
1954年、埼玉県生まれ。一橋大学大学院特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さたん・さたーん・さーたん
5
幕末からトランプ政権と親交を深める現代まで、連綿とつながる日本の時間を体感できる。自分がモノの分別がつけられるようになった時代以前の歴史は時間の結びつきが感じ慣れない上に、学校では教えにくい戦争や思想上の闘争が繰り広げられた近現代史。現代人、それも次世代を担う若者こそ必須の知識は、みずから求めないと手に入れられない。それは現在実際に日本を動かしている人々には不都合なものでもある日本史。親しみのない昔の出来事は案外地続きで広がっており、今も確かに脈打つ。「企業に憲法は適用されない」のはたった20年前の話。2020/01/17
Minezato Eri
0
読みごたえあり。今これをテキストに著者も含む講師陣の学習会に参加しています。目からウロコ。コラムが面白い。2019/09/24
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- 洋書
- PAUL GONEZ