内容説明
年を重ねて気付いた大切なこと。毎日を楽しく前向きに生活する秘訣を伝授!ささやかな幸せを大切に、周りの援助への感謝とともに、最後まで自立した人間として生きたい。そして、戦争体験者としてあふれる平和への思い。何度も読み返したくなる百歳のメモリアルエッセイ。
目次
1章 百寿歳々―2018年(心の真ん中にある思い;夫は「封建的フェミニスト」;悩むなんてもったいない ほか)
2章 四季折々の想い―2009~17年(生活そのものが作品―ターシャ・テューダー著『ターシャの庭』;暑い時はなまけることも;食べることが生きる力に ほか)
3章 風の色―1997~98年(女は食欲さえも;姿を変えゆく町;脳死について ほか)
著者等紹介
吉沢久子[ヨシザワヒサコ]
1918年、東京生まれ。東京栄養学院、文化学院文科に学ぶ。評論家の古谷綱武氏と結婚。生活評論家として、執筆や講演などの活動をおこなう。心豊かな老年のひとり暮らしを楽しむ生き方や老いじたくについての著書を多数発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
45
ずっと心の真ん中にあるのは「自立した人間でいたい」ということだそうです。姪御さんや周りの人々にたくさん支えられていらっしゃるそうですが、頼りきりにならないように気を付けていらっしゃるそうです。それと気になったのは「戦前に『戦争になるんじゃないかしら』と思った嫌な雰囲気を、今ふっと感じることがあります」という箇所。「今の政治家は戦争を知らない人がほとんど。戦争体験者として、どれだけ辛い思いをしたかを伝えていきたい」という。2018/11/16
めえめえ
5
今朝、布団の中で読んでいましたが、起きて朝刊を開いてビックリ!お亡くなりになったそうです。四季を大切に食を大切にして戦前戦後を乗り越えられた吉沢さん、識者だけど庶民的で親しみやすい御方でした。ご冥福をお祈りします。2019/03/24
ブロッコリー
0
図書館 元気のコツは愚痴を言わず、美味しいものを食べ 、前向きに生きること。 なぜ後半が 1990年代80年代の文章なのかな…? 文章構成に疑問。2018/12/29
出原樹音
0
後半、元の原稿が古いです。2018/11/30
一彩
0
「自分を大事にしないと,親も大事にはできません。」よね。2018/11/19