内容説明
なぜリーマン・ショックが起き、アベノミクスは失敗したのか。豊富な統計データによる現状分析と『資本論』から解明。
目次
第1章 ブラック企業と『資本論』―労働者間競争、固定残業代、無限の成果要求から読み解く
第2章 構造改革、アベノミクスの貧困、生活保護バッシングと『資本論』
第3章 アベノミクスの貧困と戦争への道―世界市場開拓と『資本論』
第4章 アベノミクス・バブルの形成と崩壊―『資本論』「資本の過多と過剰生産の相互促進」論
第5章 アベノミクスの失敗と暴走―『資本論』第二部「バブルの論理」
第6章 アベノミクス成長戦略の欺瞞性―『資本論』第三部「株式バブルの論理」
第7章 リーマン・ショック―最も発達した「バブルの論理」
著者等紹介
関野秀明[セキノヒデアキ]
1969年京都府生まれ。1999年九州大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。下関市立大学経済学部教授(理論経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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