著者等紹介
こしだミカ[コシダミカ]
1962年大阪府生まれ。『ほなまた』(農文協)、『でんきのビリビリ』(そうえん社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展入選
村中李衣[ムラナカリエ]
1958年山口県生まれ。ノートルダム清心女子大学教授。『おねいちゃん』(理論社)で野間児童文芸賞、『チャーシューの月』(小峰書店)で日本児童文学者協会賞、小児病棟における絵本の読みあいで第一回日本絵本研究所、『あららのはたけ』(偕成社)で坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
47
読み友様からのご紹介本です📚ねむろんろんは根室が舞台。北海道の美しい大自然を豪快に描いているこしだミカさんの絵もとても素敵です😊2025/05/03
ヒラP@ehon.gohon
26
不思議なタイトルにひかれて手にした絵本です。 ダイナミックな絵の横で、「ねむろんろんろん、ねむろんろん」と、群読のようにリズミカルで打楽器的な言葉が繰り返されていきます。 この絵本は郷土愛に満ちた、根室の紹介絵本でした。 こんなにいっぱいねむろんろんできるなんて、根室は素晴らしい所ですね。2022/09/11
k sato
21
根室の特産品や名所を、力強く迫力のある線で絵本にしました。一度は耳にしたことのある名前がならんでいますが、全て根室が生んだ恵であることに驚きました。自然が豊かなんですね。昆布、花咲ガニ、サンマ祭、シマフクロウにオジロワシ!風蓮湖で子育てするタンチョウを観察したい!ユーチューブで検索したら、黄色い羽毛のヒナと親鳥が風蓮湖を歩く動画がありました。絵本と同じです。そして、エトピリカ!アイヌ語でクチバシ+美しいという意味。根室のユルリ島などで繁殖するようですが、個体数が減少しており心配です。ねむろんろんろん・・・2025/04/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
読メで知った絵本。根室のおはなしじゃないですか!小さい頃釧路に住んでいたのと、仕事で行く機会があったりして嬉しい(遠いけれど)。根室のさんまは大きくて美味しい!ここ数年不漁で高級魚になってしまいましたが(>_<) 花咲ガニは蟹の仲間ではなく、ヤドカリの仲間。でも美味しい! 自分たちの住む町の絵本羨ましいよ、ねむろんろん♪2021/05/21
asisa
3
北海道の東の端にある根室。北の国からやってくる渡り鳥、アマモのうえでひなたぼっこをするゴマフアザラシ、大漁旗をはためかせて秋刀魚を取りにに行く船、海からあげた昆布を干す人たち…。豊かな自然の中で生きる人と生き物を描いた絵本。「ねむろんろん」の音が楽しい絵本でした。#2022slaえほん502024/02/26