内容説明
一年生のきょうしつにやってきたひきがえるのブルちゃん。ブルブルしたせなか―きもちわるくて、きもちいい~!
著者等紹介
最上一平[モガミイッペイ]
1957年山形県生まれ。『銀のうさぎ』(新日本出版社)で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』(新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『じぶんの木』(岩崎書店)でひろすけ童話賞受賞
青山友美[アオヤマトモミ]
1974年兵庫県生まれ。大阪デザイナー専門学校編集デザイン科絵本コース卒業。その後、四日市メリーゴーランド主催の絵本塾で学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
31
去年冷たい雨の中で死にかけている巨大なヒキガエルを助けるも死なせてしまった…そんな経緯があり、ヒキガエルがかわいくてたまらない娘(もちろん母も)。文字ばかりだから手に取らなかったんですが、読みはじめたら1年生が主人公たちですからねえ、あっという間に聞き入っていました。少人数クラスや、シングルマザー家庭(周囲、かなり多いです)…そんなところも親近感がわいたのかもしれません。2018/10/02
とりじまカラス
3
二十五番目の友達とはどういうことだろう? そう疑問に思いながら手に取り、中身を見て納得しました。 命について考えるシーンがとても印象的で、ここだけでも読む価値があります。 多数決の結果、一人だけ反対の立場に立たされるシーンも、切なさで胸がいっぱいになります。 短いながらいろいろ考えさせる、思考の種になる作品。2020/06/05
timeturner
2
ヒキガエルってそんなに生きるのか。小学校一年生の考え方ってこんなふうだったかもなあ、なんて、たけしのがんばりを見ていて思った。それにしても、今の一年生って「説得」なんて言葉を知ってるんだね。テレビ見てるとわかるようになるのか。2018/01/27
よむよむ
0
一年生の教室で飼うことになったひきがえるのブルちゃん。みんなの友だちとして親しまれたブルちゃんでしたが夏休みが近づいて事態は急変します。果たしてブルちゃんをひろったたけしの下した判断とは、、。子どもの心が良く表れた良い作品でした。低学年の読書感想文にもおすすめです。2019/03/06
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