内容説明
ブブタンはかけっこでいつもビリ。だけど、こんどは…運動会シーズンにおすすめ!くやしいから、がんばるちからがわいてくる!
著者等紹介
きむらゆういち[キムラユウイチ]
1948年東京都生まれ。多摩美術大学卒。『あらしのよるに』(絵・あべ弘士、講談社)で講談社出版文化賞絵本賞をはじめ受賞多数。『オオカミのおうさま』(絵・田島征三、偕成社)で日本絵本賞受賞。絵本・童話創作に加え、戯曲やコミックの原作・小説など幅広く活躍中。著書は600冊を超える
大木あきこ[オオキアキコ]
東京造形大学造形学部デザイン学科グラフィックデザイン専攻卒業。大学在学中から趣味で絵本制作をはじめ、『うんどうかいがなんだ!』がデビュー作となる。2014年からきむらゆういち氏主宰の「ゆうゆう絵本講座」に在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
14
走るのが遅くて、運動会が嫌いなブタのブブタン。でも悔しさをバネに、一生懸命頑張った事で報われる事もある。やり遂げる事の大切さを学ぶ、素敵な本でした。2017/07/15
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
5年生ブックトーク授業。来年度6年生になったら、新1年生の朝読書のお手伝いをするので、新1年生向けに選書。運動会は春の行事なので。2019/02/25
Midori Matsuoka
9
運動会のかけっこでいつもびりのブブタン。びりから2番目のポンスケに勝とうと一所懸命練習します。 だけど結果はあと一歩のところで転んでしまいびりに。ポンスケにはばかにされるしくやしいのなんの。 そんなくやしい気持ちをばねにブブタンは次の障害物競争ではポンスケに勝利。 最後の競技は二人三脚。ブブタンとポンスケがペアに。周りからは二人がペアならびり確定とばかにされますが…。 奮起する、という言葉が似合うブブタンの頑張りは素晴らしい。挽回していくというストーリー展開もいい絵本だった。2024/09/12
遠い日
7
走るのが遅くて、いつもビリになるから運動会が大嫌いなブブタン。それでも頑張ったのは、「悔しさ」のため。勝つことも嬉しいけれど、やりきった爽やかさ、できたという達成感がブブタンをきっと変えていくだろう。2017/04/27
NakaTaka
4
いつも徒競走ビリのブブタン。練習をして備えたけど・・・「悔しい気持ち」も大事なのだとわかる絵本。共感できる。2019/02/01