内容説明
子どもたちにとっての「強制隔離・終生収容」。先駆的研究の集大成。
目次
第1部 研究編(総論・ハンセン病療養所における子どもたちの生活・教育・人権の歩み;多磨全生園の文集『呼子鳥』にみる病児たちの意識;栗生楽泉園の『高原』誌にみる病児たちの意識;長島愛生園の病児たちの意識―“愛生人”構想からみた『望ヶ丘の子供たち』(一九四一年)の検討
韓国におけるハンセン病回復者「定着村」の「未感染児」に対する共学拒否事件―一九六〇年代の慶尚道と首都ソウルを中心に
ハンセン病児問題史の学習・研究の歩み)
第2部 証言編(多磨全生園について;栗生楽泉園について;長島愛生園について;沖縄愛楽園における「患者補助教師」としての歩み(聴き書き))
第3部 資料編
著者等紹介
清水寛[シミズヒロシ]
1936年、東京都生まれ。埼玉大学名誉教授(障害者教育学)。全国障害者問題研究会顧問。『セガン―知的障害教育・福祉の源流』全4巻(日本図書センター、2004年、編著、第24回社会事業史学会文献賞受賞)など著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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