内容説明
アメリカが使った兵器が、40年後の今でも先天的被害者を生む事実。成長し、被害に負けずに社会へ乗り出すまで彼らの10年を追った記録。
目次
戦争を知らぬ戦争被害者
子どもたち
歩み行く、そして社会へ
ベトナム戦争終結から40年今なお続く戦争被害
著者等紹介
亀井正樹[カメイマサキ]
1965年、神奈川県生まれ。フォトグラファー。通信社写真部で社会・労働・平和問題などを中心に取材する傍ら、広島・長崎をはじめオランダ・ハーグ平和市民会議(1999年)、国連NPT再検討会議と市民集会など個人での取材を新聞、雑誌などに発表。2004年からベトナムの枯葉剤被害児たちと出会い毎年訪越。「視点展」94年準視点賞、98年奨励賞、05年優秀賞、06年視点賞受賞。2008年個展「平和村日記」(新宿ニコンサロン)。2015年よりフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ブロッコリー
0
図書館。なぜ何も罪もない子供たちがこのような障害を負わなければいけないのか… 戦争はその後、何十年も先にも爪痕を残す。2016/07/23
SK
0
231*表紙のかわいらしい少女に似つかわしくない黒い斑点が痛々しい。皮膚が痒くなる症状も辛そう。絵画のように美しい写真も多い。何も悪いことをしていない人々が、何故こんなにも苦しめられなければいけないのだろうか。しかも、労働しても業者に搾取されている。ベトナムでの被害者は志望者含め300万人。ベトナム戦争のことは詳しく知らないので、衝撃が大きかった。2015/11/08