内容説明
始めさせないために今、考えよう!日清・日露からヴェトナム戦争まで「戦後」のあり方を歴史的に問う。
目次
1 日清戦争はどう終わらせたのか―日本社会と植民地支配
2 義和団戦争の終わらせ方―清国・アメリカ・日本
3 日露戦争の終わらせ方―帝国の縄張りと消失
4 第一次世界大戦の終わらせ方―英米仏と日本
5 十五年戦争とアジア太平洋戦争の始まりと終わり方
6 朝鮮戦争はまだ終わっていない―植民地支配の記憶
7 ヴェトナム戦争と日本―アメリカの戦略に従う日本
8 一九四五年以後の日本を捉え直す―戦後平和の意義
著者等紹介
原田敬一[ハラダケイイチ]
1948年岡山市に生まれる。1982年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)大阪大学。専攻は日本近現代史。現在、佛教大学歴史学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はしめ
1
新聞に広告が載っていた。だから読んでみた。2015年出版の本だった。2022/12/16
二人娘の父
1
貴重な研究です。自分の戦争の捉え方が大きく変わる内容。歴史研究とは、かくも面白いものなのか。素晴らしい著作でした。2015/10/10
しわじい
0
なんかあやしいなぁって思いながら読んでいたけど、最後になって「九条の会」という正体を現した。別にいいんだけど、なんで最初から自分は「九条の会」の人間でその立場からこの本を書くんだって宣言しないんだろうって思う。なんかずるい気がする。「九条の会」が悪いとかいいとかそんな思いはまったくない。いいところも悪いところもあるのではないかと思う。どっちにしろ、まず自分の立場をはっきりとさせてから書くべきだと思う。隠しているみたいなところがあったのがずるい。2016/02/05
Y_Kuroyanagi
0
20161121ー201612102016/12/11
Miki Shimizu
0
キャッチーな題名にもかかわらず、がっつり歴史書。戦争後の和平交渉を中心に、こーいうのはあかん、ここで、自分とこの利益を考えてこんな風にしたから次のこれにつながった、、、とか、書いてあったような。むむ。2015/09/05