内容説明
がっこうにやってきたヤギのハッピーとラッキー。すっかりなかよしになったのにラッキーが…。小さないのちのたんじょうをみまもった子どもたち―
著者等紹介
長谷川知子[ハセガワトモコ]
北海道生まれ。武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。『ひつじぐものむこうに』(文研出版)でサンケイ児童出版文化賞受賞。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
東京都新宿区立東戸山小学校の実践をもとに生まれたおはなし。ヤギを育てていく上での大変さ、楽しさ、責任を子どもたちが感じ、子ヤギが生まれることで生命の大切さ、愛おしさも感動をよぶ。学校で生き物を飼育しているところは身近ではもう無いので、体験できる素晴らしさを感じて欲しい。2023/06/27
遠い日
8
ハッピーとラッキーの物語の続編。学校で飼われているヤギたちのその後。この実践と飼育は、子どもたちと町の人々の心をひとつにして、いつまでも続く。あのハッピーがおかあさんになるなんて。生まれた子ヤギのそれからのお話も楽しみに待っています。2015/03/13
にたいも
5
新宿区立東戸山小学校で飼っているヤギに子どもが生まれる話。ヤギダンスや高い所に登っている様子がないなぁ、生活科の話なのに子どもたちが考えたりお世話をしたりしている場面が足りないなあと思ったら、この前にもう一冊あるのですね。『ハッピー、ラッキー、ヤギダンス』読んでみようと思います。死んでしまった後の余韻なく、めでたしめでたしのエンディングが喉に引っかかった骨のように気になっています。年中くらいから。2023/07/04
ゆー
3
ラッキーが死ぬ展開には驚いたけど、実話だからね…。生き物を飼うことでいろいろ学べるだろうなと思った。6歳0ヶ月/4歳1ヶ月。2020/02/13
くすみ
3
図書館で借りてきた。ある小学校の実践が絵本になったとのこと。子供視点の口調で書かれた良い意味でぺらっとした文章は、本当に子供たちの声を聞いているような気分になる。長男は気に入って読み返し率高かった。【3歳11ヶ月/】2018/11/22