- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > エッセイ
- > エッセイ アンソロジー
目次
若き日のちひろ(女学生時代のちひろさん(石尾恵美子)
山歩きなんか、豪傑が歩くようで(伊藤正一) ほか)
ちひろさんと過ごした時間(天真爛漫に善明さんを好きだった(坂本修)
自分のアートに対して絶対の自信を持ってたね(田島征三) ほか)
編集者が語るちひろ(紙芝居から「若い人の絵本」まで―ちひろさんとの日々(渡辺泰子)
『ひとりでできるよ』ちひろさんの初めての絵本(松居直) ほか)
家族から見たちひろ(画家・妻・母として生きたちひろさん―最後の一年を間近に見て(松本由理子)
母との“三度の出会い”(松本猛) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラダボウル
11
いわさきちひろ、戦前戦後を生きた画家。余計な知識を持たずに絵本を見ていたかったけれど、そろそろいいかなと本書を手にとる。こどもが小学生の頃、ちひろ美術館で原画を見た際「一人一人が違う!話しかけてくるみたい!」と汚れたオトナの私にはない感受性でその世界に没入していたので、私には子育ての大切な思い出の場所となった。高畑勲:「やっぱり社会を良くしたい、その信念がある。行動すべきとかには行動もしたけれど、それに凝り固まると、周りの人の気持ちがわからなくなる。それがなかった人だと」(一部略)。強くて愛らしい女性。 2020/03/19
じゅんた
4
意思の強い、現実的な一面が分かって大変興味深かったです。夢の世界を保つだけの精神力とアーティストとしての自負。けっしてお嬢さんの夢遊びではなかったからこそ、これほど人の心をうつ絵を、沢山残せたのだな、と心があつくなりました☆彡2014/08/24
みほこ
3
いわさきちひろさんの絵は、繊細だけど凛とした印象がします。ちひろさん自身が、画家としてだけじゃなく、1人の女性、妻、母としてもきちんと生きた人で、ちひろさんの絵同様に愛された人なんだなと思いました。2014/09/25
ぽれぽれ
1
11歳の頃、保健室で何度も読んでいました。 いわさきちひろさんの優しい絵が、心にすっと染みて、辛いときも癒されていました。
NZR
1
常に本人なりのお洒落を心掛けていたことで同じ共産党員からも異端視され、同業者からも社会主義リアリズムの観点から批判を受けていたなか其れらを貫徹されていたという逸話に改めて敬服。想像になるが結局、本来の理想は社会民主主義福祉国家であり、その当時の情報源と空気感のなかで出来得る選択と手段を実践されていたのかもしれない。2014/11/13
-
- 和書
- 各社の化学物質管理 2
-
- 和書
- 鍼灸医学概論 (第2版)