出版社内容情報
自然を称え寄り添う暮らしから紡がれた俳句や美しい日本語、そして古今東西の様々な詩を、情感豊かな導きの糸で紹介するエッセイ集。
内容説明
暮らしのなかに“うた”を味わうやさしいひとときを。俳句や古今東西の詩、古からの言の葉を俳人・黛まどかの案内で鑑賞するエッセイ集。
目次
1 俳句ひとひら(身一つとなりて薫風ありしかな(佐藤勲)
新しき道のさびしき麦の秋(上田五千石)
パリー祭屋根裏部屋に月さして(黛まどか) ほか)
2 美し言の葉(たゆたふものは…;夢占;青垣 ほか)
3 ことばのちから(れんぎょう(星野富弘)
六月(茨木のり子)
ウイスキーに関する仮説(田村隆一) ほか)
著者等紹介
黛まどか[マユズミマドカ]
俳人。神奈川県生まれ。1994年「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞受賞。1999年、北スペイン・サンティアゴ巡礼道約800kmを徒歩で踏破したのに続き、2001~02年、四季にわたり5回訪韓し釜山からソウルまでの道のり約500kmを踏破。2002年、『京都の恋』で第2回山本健吉文学賞受賞。2010年4月~2011年3月、文化庁「文化交流使」としてパリを拠点に活動。台本執筆、作詞など、俳句に限らず幅広く活躍。現在、「日本再発見塾」呼びかけ人代表、京都橘大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 武打星 アジア・ノワール