内容説明
金八先生のモデルにもなった満先生が熱く語る―教育とは子どもたちをいつくしみ希望をはぐくむ営みです。
目次
第1章 “教育の心”取り戻したい(「学校には詩がある」;これが教育なのか―学力テストの結果公表をめぐって ほか)
第2章 被災地から考える子どもと教育の未来(大震災の中の子どもたち;大震災の中でみせた人間の二つの特性 ほか)
第3章 子どもは愛しいもの子育ては楽しいもの(子どもは親を大好き;子どもは幸せを求める権利の主体―楽しい“今”と希望の見える“明日”を ほか)
第4章 学校・教育ここにある希望(学校はふるさと;教育を歪めるゼロトレランス ほか)
補章 人間にとって学ぶとは(私たちは何を学ぶのか;どのように学ぶのか ほか)
著者等紹介
三上満[ミカミミツル]
1932年東京生まれ。1955年東京大学教育学部卒業。東京都文京区立第一中学校、葛飾区立大道中学校教諭を経て都教組委員長、全教委員長、全労連議長、勤医会東葛看護専門学校校長など歴任。2003年『明日への銀河鉄道―わが心の宮沢賢治』(新日本出版社)で第18回岩手日報文学賞・賢治賞受賞。現在、子どもの権利・教育・文化全国センター代表委員、全国革新懇代表世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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