内容説明
日本軍の組織的戦闘が終わり、解散命令後に起きた悲劇、住民たちの彷徨。収容所から出発した戦後、いま「生かされている」という学徒らの平和への思いに迫る最終巻。
目次
第1章 追い詰められた人びと…喜屋武半島南端(沖縄戦「最後の戦闘」;無差別の猛砲爆撃…摩文仁の丘 ほか)
第2章 生きる…いのちの尊さを(1人でも生きて;安否確認…別れ別れになった妹と弟 ほか)
第3章 平和の光がそそいだ「一瞬」(マラリアの母と栄養失調の弟;「カモメの水兵さん」を踊る少女に平和の光を見た・戦争で失ったもの)
第4章 摩文仁の丘から世界へ(いのちこそ宝;荒崎海岸から沖縄戦の真実を語る ほか)
著者等紹介
行田稔彦[コウダトシヒコ]
1947年新潟県生まれ。新潟大学教育学部卒業。現在、和光学園理事、日本生活教育連盟委員長。前和光学園幼小中高代表(学園代表)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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