内容説明
古典のふところの深さ心ゆたかな感受性にふれるよろこび。
目次
1(龍の頚の光る玉―『竹取物語』かぐや姫の難題;童心こもる愛の歌―『万葉集』雪・梅・鴬;星にすみれに立ち添う面影―『建礼門院右京大夫集』叙情詩人の追憶;恋の首尾は奇抜だった―『堤中納言物語』花桜折る少将;哀歓の心の傍らに咲く花―『万葉集』花橘の歌 ほか)
2(わらしべ長者―自分を信じる力;古典に見る“あたら”さん;『枕草子』に見る暮らしの楽しみ方;夢よりもはかなき恋 和泉式部の歌)
著者等紹介
清川妙[キヨカワタエ]
1921年、山口県生まれ。奈良女高師(現奈良女子大学)卒。教職を経たのち文筆活動に入る。万葉集、枕草子、手紙などの講座や講演会などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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