内容説明
「パ、パ、パオ~…パ、パ、オ…。」どないしたん、パオ~ンおじさんの声が出えへん!SOS!!パオ~ンおじさん。どうする平和君!?ぼくは考えつづけるよ、パオ~ンおじさんが教えてくれたパーキンソン病のこと、平和のこと。
著者等紹介
かまだしゅんそう[カマダシュンソウ]
1954年広島県生まれ。長年にわたって特別支援教育に取り組む。2006年にパーキンソン病を発症。日本児童文芸家協会会員。全国パーキンソン病友の会広島県支部会員
柴田文香[シバタフミカ]
東京下町に生まれる。書店勤務、保育士を経て絵本作家をめざす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鈴
22
パーキンソン病について書きたいのか、平和について書きたいのか、どっちつかずではあるけれど、動物園の「戦争中の動物展」が興味深かった。思わず泣けたのも、ヒョウの話だった。2015/09/09
あん
18
『第60回青少年読書感想文コンクール課題図書』動物が大好きな平和(ひらかず)は動物園の「戦争中の動物展」でパオーンおじさんと出会います。 おじさんは、パーキンソン病という病と闘いながら、子供たちに戦争の恐ろしさを語り伝えていました。平和はおじさんとの交流を重ねて、パーキンソン病や平和について深く考えるようになり成長していきます。 作者さんがパオーンおじさんのモデルで、実際にご自身の書いた絵本の読み聞かせ活動を続けていらっしゃるそうです。心の暖まるとてもいいお話でした。2014/06/20
Ayano
1
パーキンソン病 小3~5 2014/01/30
てまり
0
非常にご都合主義で小説としてはかなりきつい出来。あとがきがよかった。2015/04/11