内容説明
苦しんでいる側に立つ。解決の道はある。日本共産党の担当者が歩いて、泣いて、考えた。
目次
第1部 いじめのない学校と社会を(いじめは「人権侵害であり暴力」;「隠ぺい」の壁をくずす;子どもの命は守れる!―おとなたちはどこで合意を形成するか;「いじめ社会」も変えよう)
第2部 いじめ問題の諸相(いじめと教師;いじめと地方政治、教育委員会;「厳罰主義・道徳主義」の無力;法律が必要な段階;成立した「いじめ防止対策推進法」―問題点と今後の課題)
著者等紹介
藤森毅[フジモリタケシ]
1960年、東京生まれ。東京大学教育学部卒業(教育史教育哲学コース)。日本共産党文教委員会責任者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぴーたん
2
読んで付箋したところを幾つか。「いじめを見分ける方法は、相互性があるかどうか」/いじめをなくすことに成功している学校は、どんな変化でもいいから学校に伝えて欲しい、学校、保護者はいじめと戦うことを話してくださいと訴えている。/いじめにより学校に行けない子供への教育の保障がほとんどないという問題もある。学校側の問題を不問に付し、子ども側の適応力に問題があるという建前。/友人関係も難しくなってきた。子どものストレスの第二位は友人。睡眠時間が短く、思うように遊べず、人間関係が難しいという状況が子どもにある。2014/01/01
Taira Sasaki
0
再読。何度読んでも勉強になる。2016/02/25