ぼくらが出合った戦争―漫画家の中国引揚げ行

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ぼくらが出合った戦争―漫画家の中国引揚げ行

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784406055000
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

戦後を代表する漫画家たちの共通点―それは中国からの“引揚げ”だった。敗戦を境に生活は激変。わが子を守ろうと必死の親たちに手を引かれ、彼らの引揚げが始まる―。

目次

第1章 引揚げ漫画家が集まった(「引揚げ」ということ―なぜ子どもたちはそこにいたか;旧満州からの引揚げはどのようにはじまったか ほか)
第2章 作品にひそませた中国での記憶(終戦の日のガラスの割れる音;引揚者という共通の驚き ほか)
第3章 引揚げという事実を知ってほしい(二つのきっかけ;大晦日に船の汽笛を聞くと… ほか)
第4章 一二人の引揚げ漫画家たち(赤塚不二夫―オレンジ色に染まった空にまっ黒なカラスの大群がとんでいく;古谷三敏―中国人のお姉さんが焼いてくれたさといもはおいしかった ほか)

著者等紹介

石子順[イシコジュン]
1935年京都生まれ。日本漫画家協会監事。日本中国友好協会副会長。元和光大学表現学部教授。映画評論、漫画評論家。1961年東洋大学文学部卒業

ちばてつや[チバテツヤ]
1939年東京生まれ。日本漫画家協会理事長。56年、高校2年のときに単行本でデビュー。代表作に『のたり松太郎』(1973年~、小学館、第23回小学館まんが賞、第6回日本漫画家協会特別賞受賞)、『おれは鉄兵』(1973年~、講談社、第7回講談社出版文化賞受賞)など。2001年に日本漫画家協会文部科学大臣賞を受賞、2002年に紫綬褒章を受章する

森田拳次[モリタケンジ]
1939年東京生まれ。日本漫画家協会常務理事。「私の八月十五日の会」代表。高校2年のとき漫画家デビュー。現在はひとこま漫画家として活躍中。代表作に『丸出だめ夫』(1964年~、講談社、第5回講談社児童漫画賞受賞)など。2005年に「私の八月十五日」で第34回日本漫画家協会大賞を受賞するほか、ベルギーをはじめ各国での受賞も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

51
子どものときに中国引揚の経験のある漫画家は、不思議を通り越すほどに多い。ちばてつや、森田拳次の両氏の体験を中心に、「中国引揚げ漫画家の会」について語られる。赤塚先生も、末の妹が母の実家について直後になくなったことを泣きながら森田先生に語ったという。中国で育った経験が作品に反映しているとの指摘も。引揚げの悲惨さは今もよく語られるが、中国側も内線の混乱の中、実は日本人の帰国に尽力していたと、新しい資料で明らかになったという。2019/06/14

更紗蝦

20
「中国引揚げ漫画家の会」のメンバーのほとんどが男性で、子供の頃に引揚げた人たちばかりで占められており、例外は20代の時に引揚げた上田トシコさんだけというのは、「もともと女性漫画家が少ないから」だけが理由ではなく、大人で引揚げを経験した人は家族を生き延びさせるために大なり小なり加害行為をしたか、もしくは加害行為を見て見ぬふりをし、特に子持ちの女性は我が子を守るために心を鬼にしなければならなかったという事情があったせいではないでしょうか。「自分は加害者だ」という自覚があればあるほど、過去は忘れたいはずです。2018/05/22

たくのみ

3
ちばてつや、古谷三敏、赤塚不二夫、上田トシ子、北見けんいち、バロン吉本、林静一、満州から引き上げてきた漫画家たち。短いエピソードに万感の悲しみが込められている。残されたり、離れ離れになってしまった者たちへの思い。引き上げの時24万人とも18万人とも言われる行方不明者。遺骨すら発見されない人もいた。8月15日の後に起こった地獄。人の豹変に驚き、弱い者の悲しみに打ちのめされ、死んでいったものへの負い目。ペーソスやギャグの根底にあるものが見えたような気がする。2016/08/21

桐一葉

1
最後の最後で林静一さんの母子の絵で胸が苦しくなった。どれだけ多くの国民が理不尽なことに振り回されたんやろうか。たった一人の人間の命をどれだけ奪って奪われたんやろう。また戦争したら今までの戦争で失ったもの以上のことが起こる。そんなんではすまされへん。2015/07/12

オサム

0
ちばてつや氏の引き揚げ記はいろいろな形で読んではいた。だがこうして12人もの-それも子供時代の-体験をまとめて読むと、改めて胸が詰まる。林静一氏の母子の絵には涙を堪えきれなかった。 私の父は広島での被爆者である。父の名前が慰霊碑の下に納められた年の慰霊祭に参加した日、明らかに広島の空気はいつもと違っていた。被爆当事者たちの放つオーラだった。どんな形であれ戦争に関わった方たちには、伝えきれない思いがあるのだろう。我々はせめて、この表現者たちの思いを受け止めねばならない。 ウクライナ…パレスチナ…切ない。2024/09/26

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