内容説明
弱くたって、思いを強くもてば本物になる―がんばれ!亀が丘中学校男子卓球部。
著者等紹介
横沢彰[ヨコサワアキラ]
1961年新潟県糸魚川市生まれ。「まなざし」で日本児童文学者協会新人賞受賞。日本児童文学者協会会員。全国同人誌連絡会「季節風」同人
小松良佳[コマツヨシカ]
1977年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
7
西日本読書感想画指定図書中学校向け。部活ものとしては、まだ微妙なところ。シリーズものとはいっても、ここで終わりとは。弱小男子卓球部、挽回なるか?続きを読まなくては。 中学生向けになってるけど、小学生でも読める。中学校での部活にいろいろ考えるのにいいかも。2013/07/09
りの
5
亀が丘中弱小男子卓球の物語。この巻だけでは尻切れとんぼ、続きを読まなければ。児童書で悪どいことが何にも出てこず安心して読める。彼らのことを保護者目線で応援しながら読みました。「華やかに活躍している者たけが本物ってわけじゃない」。沢田先生もいいですね。2013/11/08
やまてる
3
ひたむきな姿に、懐かしく感動を覚える。中1男子が、ひょんなことから卓球部入り、打ち込んでいく青春物語。とりあえず入ったけれど、だんだんと勝ちたい!上手くなりたい!上手い顧問の先生のもと、卓球の奥深さにのめりこみ練習に打ち込む姿が爽やか。体育館での練習権をかけて挑んだ女子卓球部との試合にはストレート負け。悔しい!今度こそ勝つ。あきらめない姿も爽やか。顧問の先生が言う言葉が、読む人の心に響く。「好きなことに力を入れるってことに、おそいなんてことはない」。等身大の青春に、児童も大人も、勇気をもらえる。 2014/02/17
Kohei Fukada
3
クラスの卓球少年と漫画の「ピンポン」話になった流れで、その子が貸してくれた本。大人になってこういうの読むと、読みやすくて、何も考えずに軽やかに読めるので、寝る前のリラックスタイムにちょうどいいです。登場人物が、実はみんないいやつ、っていうところが安心感があっていいですね。2012/07/15
がばいおばちゃん
3
中学校の卓球部のお話。中学生が読むにはちょっと物足りないかも…。これで完結ではなくて、どうも続きがあるみたい。スガちゃんがまた卓球部に戻ってくるのか気になる。「みんなで」部活をやる楽しさやチームワークの良さ、新米の先生なりの部活の指導は読んでて楽しい。読後はさわやか。でも、中学校の部活(特に運動部)ってなんか軍隊みたいなところもあるから、3年生をくん付けで読んだり、女子に一方的に試合で負けてしまったり、ウソ臭く感じるかもしれないな。2011/08/18