内容説明
ヒルコは、毎日あたらしい朝をつれてやってきます。「おーい。朝だよー。あたらしい光だよー」ヒルコが大空をかけ上がると、海人の村の一日がはじまります―。
著者等紹介
山口節子[ヤマグチセツコ]
東京都生まれ。日本児童文学者協会会員
菅野由貴子[カンノユキコ]
神奈川県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
淡路島に伝わる昔話がもとの大地をつくった神さまのおはなし。淡路島にヒルコという太陽の神様がいました。ある日、黒雲の魔王が島を奪おうとやってきました。何度もやってくる魔王にとうとう閉じ込められたヒルコ。風や波が応援してくれます。2018/10/01
absinthe@読み聞かせメーター
6
6歳の娘に読み聞かせ。淡路島の神話。ヒルコと父ナギ、母ナミの物語。日本の神話は殺伐としたギリシャ神話よりも、ユーモラスで親しみやすい気がした。日本人の天気に関する主観も垣間見えて面白い。2016/08/12
チョッパー
1
淡路島に伝わる昔話をもとに書かれた作品。低学年向け。2010/09/28