内容説明
アメリカは本当に変わるのか?底辺で生きる人々の希望はどこに!壮絶なソーシャルワーク現場で働く在米日本人がつづる、「戦争する国」の現実。
目次
1 「オバマ神話」の誕生(負の遺産;人種差別の構造 ほか)
2 フライドポテトと戦闘機(ノーベル平和賞と“1984”;“戦争大統領” ほか)
3 大国の涙(チャリティー社会;“自己責任で生きてください” ほか)
4 アメリカ、変革の波(二大政党と変革;エイリアンと変革 ほか)
5 アメリカを生きる(多民族社会;アメリカン・マインド ほか)
著者等紹介
円道まさみ[エンドウマサミ]
東京生まれ。1984年より米・カリフォルニア州在住。一般企業およびカリフォルニア州の児童福祉業務に携わった後、社会人大学にて行動心理学と薬物中毒治療を学ぶ。現在サンフランシスコの非営利団体にて、ホームレスおよび低所得者層で精神障害や薬物中毒、HIVエイズ問題を抱える人々のケースワーカーとして働く。「平和憲法を守る在米日本人の会」呼びかけ人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さしとおう
1
オバマも公に白人批判をしないという有色人種が成功するための条件を守っている。2010/08/19
Hiroshi Horikami
0
初期のオバマ大統領と政策を(表現はあれかもしれないが)低所得者からの視線で指摘。再選されて今はどうなんだろう。現在の状況として続きが見たくなる1冊。2013/01/14
aki
0
ちょっとした、些細な疑問などがすっきり溶けた気分。アメリカについて良い視点から見てかかれている。個人的にはすっごい面白かった。オバマ政権について知りたいけれどよくわからない人にはおすすめ。2010/12/04
miya
0
間違えた。84年生まれじゃなくて渡米だった(笑)すっきり→すごい。この人何者だろ?若いけどおばちゃんぽい度胸とパワー感じる。アメリカの底辺でケースワーカーとして働きながらこんな本が書けるのがすごい。働いているから書ける内容だと思う。彼女がこれからかくことに期待!2010/09/23