目次
第3講 インタナショナル(下)(戦争とパリ・コミューン;ハーグ大会(一八七二年)まで)
第4講 多数者革命(北ドイツ議会。最初の経験;ドイツ帝国議会の選挙戦;多数者革命の路線、ヨーロッパに広がる;農業における社会主義への道;政治体制の二つの型を区分する;ドイツにおける多数者革命;イギリスとアメリカの運動;フランスの革命運動へのエンゲルスの助言から)
第5講 過渡期論と革命の世界的展望(マルクスの過渡期論;ロシアと東洋諸国での変革の展望)
著者等紹介
不破哲三[フワテツゾウ]
1930年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yo yoshimata
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再読。ちょうど『古典教室』第二巻とあわせて読んだので、より深まった気がします。マルクスとエンゲルスの理論的遺産のうち、革命論のしめる位置の大きさを実感しました。2013/10/08
まるきすと
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マルクスのインタナショナルにおける無政府主義との論争、『資本論』執筆時点から『ゴータ綱領批判』へのマルクス自身の理論的発展、そしてマルクス死後のエンゲルスの理論活動と各国の革命運動への助言などを概論的にまとめられていて当時の運動史もよくわかる内容。 マルクスとエンゲルスが当時の社会を分析してどこに発展の糸口をみつけていったのか、“革命論”として非常によくまとめられている。 不破氏も最初に述べている通り、革命論そのものはスターリンによってズタズタに引き裂かれ、まとまったかたちで研究されてこなかった。 2011/11/08
かじやん0514
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あとがきで述べられているように、これはマルクスの革命論の除雪に過ぎない。2010/07/22
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