内容説明
ジョーゼフは本が大すき。ママのお話を聞くのも大すきでした。ママは、音楽をかなでるような美しい声でお話をするのです…。「読む」ことに挑戦したママと、ジョーゼフのおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
すぱちゃん@我の弱さは、ヤツらの陰口よりは、常に強い
36
本が大好きなジョーゼフは学校図書館で本を2冊借りる。自分でも読める本とちょっと難しい本だ。難しいほうの本は是非、お話上手なママに読んでもらいたい。しかし、ママはなかなか読んでくれない。実はママは読み書きが出来なかったのだ。読み書きの勉強に通い始めるママ。ある日ママが難しいほうの本を読んでくれた。それは、字が読めたのではない。字が読めたのではないが、本が「読めた」のだ。ジョーゼフとママの愛情溢れる絵本です。本って良いなぁ~2021/02/17
たまきら
20
ああ、それで…!思い当たらなかったので、真剣に驚いてしまいました。本を読む、読めることの素晴らしさをしみじみと感じさせてくれる素晴らしい一冊です。2020/12/08
ヒラP@ehon.gohon
18
【再読】読み書きという話であれば、お父さんお母さんには他人事に思えるお話でしょう。 でも、自分たちが子どもと共にあるためには、このお母さんの勇気が必要なときもあると思います。2021/12/26
tellme0112
11
絵に吸い込まれそう。胸が熱くなった。学ぶ喜び、教育を受ける権利について。また日本の現状では、嘘をばらまかれたり、真実と虚構が併記されていたりすることについても思いを馳せた。奥付を探した。2010年出版。前から気になっていた絵本。2017/12/12
majiro
9
泣けちゃったなあ。日本に住む日本人としては実感が乏しいのかもしれないけど、でもしみたなあ。2013/05/18




