内容説明
渾身の遺作!アジアにおける真の友好と交流のためにいま考えてほしいこと。最後の講演「3・1運動90周年に思う」(於:ソウル)収録。
目次
はじめに―事実を国民の常識に
序章 日本の朝鮮侵略にかかわる各地の記念施設を巡って
第1章 「韓国併合」とはなんだったか
第2章 戦後日本と「併合条約」
第3章 法的にも明確にし、一〇〇年来の課題に決着を
おわりに―私と朝鮮研究
進歩をめざす歴史の大勢に順った朝鮮人民の運動と、逆らった日本帝国主義―三・一運動九〇周年に思う(二〇〇九年三月一日、ソウルでの講演)
著者等紹介
吉岡吉典[ヨシオカヨシノリ]
1928年5月16日島根県生まれ。1948年日本共産党に入党。旧制松江高等学校を中退し、党の常任活動家の道へ。1959年赤旗記者となり上京、政治部長などを経て1983年赤旗編集局長。1986年参議院比例区で初当選(以後3期)。党政策委員長、常任幹部会委員などを歴任し、2004年から名誉役員。2009年3月1日、韓国・ソウルの講演先で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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