内容説明
認知症の早期発見、早期診断、治療の方法からケアのあり方、認知症患者が安心して暮らせる町づくりなどについてふれていきます。
目次
第1章 認知症の基礎知識―診断・治療・予防(これって認知症?;高齢者でなくても認知症に? ほか)
第2章 家族・介護者へのアドバイス(認知症の人の気持ちと接し方―「琴線」は生きている;認知症の周辺症状にどう対応する? ほか)
第3章 認知症をめぐる現状―相互理解のために(医療の現場から;介護の現場から)
第4章 地域・自治体の現場から考える(認知症になっても安心して暮らせる町づくり;「苦渋の選択」にはどうしたらいいのか―さまざまな問題の複合 ほか)
著者等紹介
宮澤由美[ミヤザワユミ]
1962年福岡県生まれ。神経内科医、日本神経学会専門医、認知症ケア専門士。香川医科大学医学部卒業。福岡医療団・千鳥橋病院をへて、横浜勤労者福祉協会・汐田総合病院。現在、神経内科科長・リハビリテーション科部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Great Eagle
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全般的な説明に加え、将来の取り組みのヒントとして、大牟田市の実例などによる地域コミュニケーションの拡充までに言及しているところが進歩的。2010/04/27
ひーやん
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介護職に転職したことをきっかけに勉強のため購入。古い本だけど認知症の大枠はつかめたかな。認知症はほんとに介護負担が高い。第三者視点だと悲しくみえるけど、介護する当事者はほんと精神が崩壊しそうになるひとも少なくはないんだろうな。これからいろんな制度を整えたりっていうことが書かれてたけど実現してるとは言いがたいような、、、。もっと認知症に関する本を読んでみよう。2019/01/13