内容説明
さんぽする。立ち止まる。絵をえがく。またあるく。「ちい散歩」が絵手紙集になりました。
目次
風(下町気骨の柴犬―浅草;鳥博士、参上―千駄木;平和っていいものだ―柴又 ほか)
絆(現代のイナセ―北千住;親代わり―高田馬場;ホットな空の下で―下高井戸 ほか)
伝承(一千年の計―上野公園;活力の底流―御徒町;街の価値―茗荷谷 ほか)
著者等紹介
地井武男[チイタケオ]
1942年5月5日千葉県八日市場市(現匝瑳市)生まれ。俳優座養成所第15期生を経て、映画、テレビ、ラジオなど多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やすらぎ
105
地井さんのような、散歩して絵手紙を描く、そんな心豊かな人になりたい。番組を引き受けるにあたり、僕からの注文は、最後に絵を一枚描かせてもらうこと。色んな土地を散歩して改めて知ったのは、人々との出逢いの大切さ。自然体でふれあい、何気ない語らいを楽しむ。90歳を越えた花屋のおばあさんを想い出す。花々に感謝しながら日々生きているのです。生きていることは、生かされていること。人には、その歳になってみないと分からないこと、見えてこないことがあります。それを教えてくれるのが「ちい散歩」でした。ありがとう、ちいさん。2021/01/11
よこしま
23
早いものです、地井さんがお亡くなりになって、そろそろ3年でしょうか。街の方々だけでなく、若いスタッフ諸君にも収録中であろうとも気さくな方でした。『ちい散歩』で住んでいた街や周辺は必ず録画していましたね。◆初めて彼を知ったのは「太陽にほえろ」。絵手紙でなく写真まで載せていた葉山。ボスこと石原裕次郎さんへの感謝の想いが強いのは当然ですよね。◆絵で一番印象があったのは四谷にある文化放送・旧社屋。調べると意外な歴史が。下高井戸の世田谷線はすぐに分かりますね。トライアンフ、お譲りでもいい車乗れて羨ましいかも(笑)2015/02/16
zousan
4
ちい散歩,わざわざ録画して毎日帰宅してから見てました。私にとって,一日の疲れを癒す番組だったのかもしれません。この本を読みながら,また再放送してほしいなあと思いました。2014/10/19
llll'
0
2013/01/02