内容説明
海と山にはさまれた美しい自然のなかにある「土佐黒潮牧場」。そこは、引退した競走馬たちの楽園―。小学校中・高学年向。
目次
わんぱくライナーの右目
競走馬の運命
落馬の名人ユッコさん
じっちゃんとラガーがきた
ライナーとユッコさん
コックンがきて、すぐ帰った
ミナミがやってきた
ガイセンとセキトバがきた
ビーとチタローがきた
じっちゃんがあぶない
ライナー、たおれる
コックンがきた
著者等紹介
菊池俊[キクチタカシ]
1947年東京都八丈島生まれ。「トビウオは木にとまったか」(アリス館)で日本児童文学者協会新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつ子🐈⬛
11
思うところがあって競走馬の引退後余生支援に寄附したら送られてきました。 この美しくて賢い生き物が、人間の都合で使われて最期は殺処分なんてあんまりだ。だから私はこれからも応援しようと思います、ぐすぐす。2024/04/08
いよの缶詰め
4
ウマ娘をきっかけに、手に取った本。黒潮牧場は高知県で、引退した競走馬が余生を過ごす牧場。引退した馬は種馬になるか、乗馬用の馬。もしくは殺処分されてしまう。ウマ娘をしているせいか、武豊さんやトウカイテイオー、ハルウララの名前が出るとなんだかちょっと興奮してしまう(だから落ち着け)。ブルーシーズ(ブル)視点から語られる馬達の会話が読んでいて、「絶対こんな会話をしてるのだろうな……」と思ってしまう。でも現実は、引退すれば殺処分されてしまう。彼らに余生を過ごす権利を選ばせてあげることはできないだろうか。2021/05/09
-
- 電子書籍
- 学習まんが 少年少女日本の歴史13 士…