内容説明
教育基本法のもとに生まれた新制中学第一期生を教えた著者が、43年後から再び彼らに語った12回の講義録をまとめ、いま初めて世に問う。
目次
企業社会と市民社会の乖離(一九九一年五月一一日)
ヨーロッパから見た日本(一九九二年六月二七日)
世界に対する日本の課題(一九九三年七月三日)
日本経済の岩盤の強さと可能性(一九九四年七月二日)
市民社会の創造(一九九五年七月二二日)
民主主義の大切さ(一九九六年七月六日)
国家目標の転換(一九九七年七月五日)
基本になる“この家のかたち”(一九九八年七月一一日)
市場が企業を“淘汰する時代”(一九九九年一〇月一六日)
嵐に立ち向かう姿勢(二〇〇〇年七月一日)
民主主義とアメリカ、そして“構造改革”を問う(二〇〇二年一月二十六日)
憲法九条二項と人間の力(二〇〇六年五月四日)
著者等紹介
品川正治[シナガワマサジ]
1924年兵庫県神戸市生まれ。東京大学法学部卒業。現在、経済同友会終身幹事、国際開発センター会長。日本興亜損保(旧日本火災)社長・会長を経て、91年から相談役。93~97年、経済同友会副代表幹事・専務理事。1948年4月から1年間、東京・渋谷区立上原中学校で、教育基本法のもとに生まれた新制中学第1期生(2年生)を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- われに五月を ハルキ文庫