目次
受動と能動の掛け算(上田耕一郎・小柴昌俊)(ノーベル賞、うれしかった;東大での思い出;ニュートリノと宇宙誕生 ほか)
世界と日本、歴史と哲学、運動―マルクス主義とプラグマチズム(上田耕一郎・鶴見俊輔)(二人の接点、共通の知人をめぐって;ブッシュとイラク戦争;ベトナム戦争とアメリカ ほか)
戦争と戦後六〇年―憲法九条を守るために(上田耕一郎・小田実)(戦争体験;憲法九条と戦後日本の政治;国民のたたかい)
著者等紹介
上田耕一郎[ウエダコウイチロウ]
1927年生まれ。日本共産党名誉役員。前中央委員会幹部会副委員長。元参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
29
「木曽殿と背中合わせの寒さかな」(15年戦争の体験と「転向」研究73頁~)。これは、芭蕉門人・又玄(ゆうげん)の作。鶴見氏の戦争中の実感を表しています。木曽殿と背中合わせになって、全然考え方の道筋は違うのだけれども、とにかく背中合わせで戦争に対峙するしかないという感情ですね(78頁、編集部注:木曽殿=木曾義仲のこと。義仲を評価していた芭蕉の遺言に従って、1694年10月、大坂で客死した芭蕉を義仲の墓の傍らに埋めて詠んだという。2015/11/11
slowloris
1
上田耕一郎さんと鶴見俊輔さんの対話のズレが面白い。2010/04/01
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