内容説明
「きちんとした文」をつくると、理解も表現もきちんとしてくる。「教科書文法」にはない文法教育のユニークな提案。
目次
1 生きて働く文法とは(文法はなぜ子どもたちに嫌われるのか;構文論の大切さ ほか)
2 文の成分って何だろう(何について語っているの―主部;説明・判断のためのいろいろな種類が―述部 ほか)
3 単純な文から複雑な構造の文へ(文が重なり一つの長い文に―重文;いろいろな文が組み合わさって―複文)
4 文学の表現をどう読むか(会話と地の文の区別;行動描写 ほか)
5 論理的に考える力をどう育てるか(論理的思考力とは何か;主張を述べたら理由を ほか)
著者等紹介
岩田道雄[イワタミチオ]
1936年生まれ。東京学芸大学国語科卒業。以後36年間、国語教師として公立中学校に勤務。60歳で退職後、2年間、東京学芸大学に非常勤講師として勤務。その後、5年半、大東文化大学に非常勤講師として勤務。国語教育研究家。児童言語研究会副会長
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