内容説明
戦前・戦後に平和を掲げ、人間らしく不屈に生きた作家宮本百合子。第一線の研究者・作家・若手評論家らがその文学と生涯の今日的魅力を語る。
目次
人間らしく生きる―「貧しき人々の群」の出発(伊豆利彦)
「伸子」の情熱と知性(沢田章子)
試練の十二年・「獄中への手紙」が語るもの(岩渕剛)
人生の転換点に重ねて―「播州平野」再読(羽田澄子)
「道標」から見えるもの(須沢知花)
戦後の百合子―回想をまじえて(辻井喬)
著者等紹介
伊豆利彦[イズトシヒコ]
1926年生まれ。横浜市立大学名誉教授
沢田章子[サワダアキコ]
1942年生まれ。文芸評論家・日本民主主義文学会会員
岩渕剛[イワブチツヨシ]
1961年生まれ。文芸評論家・日本民主主義文学会会員
羽田澄子[ハネダスミコ]
1926年生まれ。記録映画作家
須沢知花[スザワチカ]
1975年生まれ。文芸評論家・日本民主主義文学会会員
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