内容説明
石器や古墳は、原始社会、古代社会の情報の宝庫。古代へ人類が足を踏みだした数千年前から古代社会の爛熟期・奈良時代までの、わかりやすい考古学入門。
目次
第1章 岩宿時代―日本原始社会の第一段階(原始から古代へは歴史上最大の画期;ヒトとサルとの違いは直立歩行 ほか)
第2章 縄文時代―平等平和な原始社会とその限界(世界各地で育まれた高度な文化;約一万年前の新石器革命 ほか)
第3章 弥生時代―本格的な鉄器時代の開幕へ(西日本の突帯文土器文化;水稲農耕文化と日本人の形成 ほか)
第4章 古墳時代―古代の産業革命期(大型墳丘墓の展開と有力首長;ホケノ山墳丘帯と箸中山古墳 ほか)
第5章 古代天皇制国家とその時代(万世一系の皇室系譜の創作;本格的な大伽藍―飛鳥寺の創建 ほか)
著者等紹介
石部正志[イシベマサシ]
1931年生まれ。元宇都宮大学教授。現在、文化財保存全国協議会常任委員、日本考古学協会会員
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