内容説明
「生命の設計図」が人間の未来にもたらすものは何か!生存のしくみとDNA、進化と寿命、医療や食糧などゲノム解読が投じる焦眉のテーマをとりあげる。また、遺伝子による過剰な決定論を批判する。
目次
1 「生きている」しくみ(生きているということ;細胞 ほか)
2 遺伝子のはたらき(遺伝現象の法則性;突然変異 ほか)
3 DNA応用技術と人間(遺伝子組み換え;DNA技術の応用 ほか)
4 ヒトゲノム解明がもたらすもの(ヒトゲノムの全構造の解明;ヒトゲノム研究の意義 ほか)
著者等紹介
福田哲也[フクダテツヤ]
1940年生まれ。東京大学理学部生物学科卒業、同大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。現在順天堂大学医学部教授。著書に『新しい細胞・遺伝子像と生命』(共著、新日本出版社、1995年)、『生命のすがた』(共著、開成出版、1993年)、『遺伝子操作を考える』(三共出版、1982年)、『新編生物学』(共著、開成出版、1979年)
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